2023年9月26日【カズレーザーと学ぶ】で放送された令和のお金の新常識について、投資家テスタさんが今年の上半期お金を増やせた理由と株メソッドを教えてくれていました。
今年の上半期は株が上昇しバブル後最高値を更新,さらに高値を狙える?という意見も聞かれる昨今。
投資を初めてみたいという人に19年間株式市場で勝ち続ける、カリスマ投資家テスタさんが株メソッドを教えてくれていました。
備忘録としてまとめました。
今年3月31日の大きなチャンスとは?
アメリカではPBRが1倍割れの会社は約5%しかないのに対して、日本ではPBR1倍割れの企業が43%と多く以前から問題になっていました。
それを受けて今年の3月31日に上場企業3300社に東京証券取引所が改善の要請をだしました。
今年資産を増やせた最大の理由がこの要請で、そのタイミングで投資をできたことが資産を増やせた理由だそうです。
会社はその要請により増配を行ったり、自社株買いを行うなどPBRを上げる努力をした結果株価が上がっていきました。
3月31日の約28000円から33700円越えまでバブル後最高値を更新しています。
テスタさんはいち早く情報を察知して行動したおかげで資産を増やすことに成功したそうです。
いろいろな情報にアンテナを張り、これだと思ったら行動する。判断力はさすがですね。
PBR1倍割れは割安な株?
PBRが1倍を割るということは株価が純資産より安い状態で動いているということ、つまり割安ということです。
PBRとは
PBR=会社の時価総額÷純資産でもとめることができる
日本を代表する企業の中にもPBRが1倍を割れている企業があります。その理由にあげられるのが、日本の会社は有事の際に手元に資金を持っておきたいという心理が強く、投資家からは新しいことをしない、将来性を感じれない、株主に還元しないなど、期待外れと判断されて株価が実際の評価より下がってしまう会社が続出したといわれています。
東京証券取引所の改善要請を受けて企業がこれから変わり株価を上げる努力をするとしたら?PBR1倍割れの会社は伸びしろがあって魅力があるのかもしれません。
テスタさんの株メソッドまとめ
自分がドキドキするような金額をかけることはギャンブルであり。投資とはいろいろ調べていかにギャンブルをしないかが重要である。
何かが起こった時に暴落を最小限にするためにリスクを分散することを大切にしているそうです。
テスタさんの株メソッドをまとめると
分散して様々な業種に投資する
話題になった株より次にあがる企業を読み取く
一歩先を連想する
実生活を投資に生かす
下がった時に買っておく
自分の興味のある個別株に注目する
NISAを使って積み立てていく
配当狙い優待目的などで行う
初心者の人は
いま巷で流行っていることや、流行りかけていること、この商品は売れそうだななど、自分がいいなと思うところなどの個別株を狙うのもいい方法だそうです。またNISAなどを使って長期的に投資をしていくことも初心者にはオススメな手法だそうです。
株で勝つためにはいま世界で何が起きているのか?これから何が起こるか考えて予測し、一歩先を読むことが大切。特に何か世の中で起こった時、次のことを考えて投資をしていくとチャンスが生まれやすい。
なにも起こらない時は投資をしない時もあるというテスタさん、やらないことも投資には必要な選択の一つですね。
売り時は決めておく
売るタイミングを2つ教えてくれていました。
投資で一番難しいのが売り時だと思います。テスタさんはまずストーリーを考えて売り時は初めに必ず決めておくそうです。
ここまで上がったら売る、予想した株価にならず含み損がでたらここで売ると決めておいて、決めたら絶対そこで決済をする。
株をしたことがある人は分かると思いますが、当たり前のようで一番難しいのが決めた通りに売ることだとおもいます。まずはこれが大切ですね。
売り時のもう一つは他に良いリターンの投資先があればそちらに変える
今やっている投資より良いリターンが望めるなら、その投資をやめて他に移る。
どんな時も私利私欲に流されず、自分が決めた計画を実行することが株に勝つ手段の一つだということがわかりますね。
まとめ
今回はテスタさんの投資方法をまとめました。
言葉では理解できるが、いざやろうとするとホントに難しい。
リスクを分散して色々な業種に投資する。自分が決めたことは守る。自分で勉強して自分で考えることが一番だということでした。
投資は自己責任です。失敗しない為にもしっかり勉強をして投資になれることが大切なようです。
今回の記事はテスタさんの投資メソッドをまとめましたが。必ず成功するというものではないので。ご自身で判断をお願いします。
関連記事↓↓
コメント