2月21日放送の「カズレーザーと学ぶ」で紹介された。記憶力をあげるコツをご紹介します。
「覚えるのが苦手」「覚えたのにすぐ忘れてしまう」「人の名前が覚えれない」など
思い出せなくて困ってしまうことってありますよね?
今回は「カズレーザーで学ぶ」で紹介されていた。
頭に入りやすい覚え方。効率的な記憶法を紹介します。
名古屋大学教授の脳神経学者 澤田 誠先生が教えてくれています。
人間が覚えれる記憶容量は?

人間が記憶できる容量は17.5TBといわれています。
17.5テラバイトという容量は地上波テレビで例えると約143日分です。
脳の記憶量が想像以上に少ないことに驚きますね
「覚えられなくてもしょうがない」
というカズレーザーさんの感想に納得でした。

新しく覚えることよりも、忘れないようにすることが難しい理由がよくわかりました。
短期記憶を長期記憶にする方法
人間は記憶できる容量が決まっているので
全てのことを覚えることはできません、いらない記憶は消して忘れることが人間の脳の機能です

その時に海馬が、その日の記憶と昔の記憶を比較して選別し大事な記憶だけを長期記憶に保存します。
海馬が大事な記憶だけを保存するように機能します。
睡眠で忘れにくくなる

短期記憶が長期記憶に固定化されるのが睡眠中です。
睡眠中に「その日の記憶」と「昔の記憶」を比較して大切なものを長期記憶として保存します。
睡眠をしないで一夜ずけで覚えた記憶は、1日2日で消えてしまいせっかく頑張って覚えたこともすっかり忘れてしまうことってありますよね。
逆にいえば寝る前に暗記をすることで無意識下で脳内に定着して覚えることがでるということ
寝る前30分前の暗記が一番ベストな時間といわれるのもその理由からです。
長期記憶とは
3種類の長期記憶があります。
- エピソード記憶
- 手続き記憶
- 意味記憶

長期記憶に保存される必要な記憶とは自分が生き残ったり、子孫が生き残るための大切な情報をいいます。
無限に記憶ができるわけではないので、人間の脳は生きるために必要な情報を記憶していき、忘れることを繰り返していきます。
この中でも最も覚えにくいのが意味記憶といています。
次は覚えにくい「意味記憶を覚えるコツ」をご紹介します。
覚えにくい名前や単語を覚える方法
長期記憶のなかでも人の名前や単語などの「意味記憶」は誰しもが苦手とする記憶だと思います。
意味記憶を覚えるコツを教えてくれていました。
- ストーリーやエピソードにのせる
- 感情が大きく動いたものは覚えやすい
- 怖いものは記憶に残りやすい
ただ覚えるだけでは忘れてしまうので、ひと工夫が必要なようです。
感情が大きく動いたものは脳が重要と判断して記憶に残る
たまに会う会社の人や、芸能人の名前など、咄嗟にでてこないことってありますよね。
それは全く感情が動かされていないからだそうです。
好きなアイドルや面白い漫画の登場人物の名前などは簡単に覚えれますし忘れないですよね。
それは感情が揺さぶられて記憶に定着するからです。

忘れないためには感情を動かすこと、喜怒哀楽などの感情を入れることで、忘れにくくなるそうです。
意識的に起こした感情でも記憶の定着はしやすい
記憶するときに自分で喜怒哀楽をつくっても一定の効果があるようです。

覚える時に自分でテンションを上げて覚えると覚えやすくなる。楽しくないことでも楽しいと思うことで記憶力があがるそうです。
意識して引き起こした感情でも記憶は定着しやすくなります。
ストーリーがあるエピソード記憶は覚えやすい

覚えにくい歴史上の人物の名前など、映画や物語でみると「スーッ」と頭に入り忘れにくく記憶として定着しやすいですよね。
ストーリーがあると人間は記憶しやすくなります。
覚えにくいエピソード記憶はストーリーとして覚えるといいようです。
怖いものは記憶に残りやすい
英単語などを覚える時にホラー映画などを見ながら記憶していくと効率がいいといわれていました。
かなり昔に経験した怖い映画や映像、体験などは何年経っても頭の片隅に残って離れない。。のはそのことが原因のようです。
面白いことよりも怖いもののほうが記憶に定着しやすい。
まとめ
今回はカズレーザーと学ぶで紹介された。記憶方法についてまとめました。
忘れやすい、忘れにくいなどは感情が動いたかどうかできまり、喜怒哀楽があることで脳が刺激を受けて記憶が定着することがわかりました。新しい場所にいく。初めての人と話すなどの行動も刺激となって、記憶力をあげることにつながるそうです。
忘れたくない記憶は、長期記憶にできるように。試してみてください。


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