２０２３年２月7日の【カズレーザーと学ぶ】で放送された。モテる体臭嫌われる体臭についてまとめました。
「体臭の元」となる皮膚ガス
異性を惹きつける「皮膚ガス」や不快を与える「皮膚ガス」などがあることがわかりました。
今回は皮膚ガス研究の第一人者
東海大学教授 関根嘉香先生の講義をまとめました。
不快を与える皮膚ガスの対策方法、異性を惹きつける皮膚ガスを増やす方法を紹介します。
皮膚ガスとは
「皮膚ガス」とは人の皮膚の表面から出てくるガスのことです。
皮膚から放出されるガスは３００種類以上あるといわれています。
毛穴からだけではなくて皮膚全体からでていて、周囲に不快を与えてしまう臭いから異性を惹きつける好印象な臭いまで様々あります。
体臭の元になってしまうので対策していくことが大切です。
皮膚ガスが出るのはどこから？
皮膚ガスは毛穴からでていると思われがちですが実はこの3ヶ所からでています。
- 血液の中
- 汗腺や脂線
- 皮膚の表面
血液の中
血液の中に含まれる化学物質のなかで揮発性のあるものは皮膚の表面にでてくる
汗腺や脂腺
皮脂がでる汗腺や脂腺を通じて皮膚ガスがでてくる
皮膚の表面
皮膚の表面の汗や皮脂が原料になってバクテリアが分解したもの
体内に流れるものは食事の分解物だったり体調が悪い時にでてくる副生物だったりするので、健康状態で臭いがきつくなったりすることがある。
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不快を与える「皮膚ガス」とは？
今回は不快を与えてしまう3種類の臭いについて説明されていました。
- ２－ノネナール
- ジアセチル
- PATM
加齢臭の原因２－ノネナール
一般的に加齢臭といわれる【２－ノネナール】
枯葉や古本や古い畳のような古臭い臭いで
皮脂中に含まれる「パルミトレイン酸」が酸化することでガスが発生して起こります。
加齢と共に増える活性酸素がパルミチン酸を酸化させてしまうことも原因です。
男性だけではなく女性も加齢とともに増えてしまうので注意が必要です。
加齢臭の原因２－ノネナールを減らす食材は？
- 抗酸化成分
- ポリフェノールを含んだ食べ物
特にカシスでは一日６ｇを1週間摂取すると２－ノネナールが４７％減少したという実験結果もでているように高い効果があります
カシスパウダーなどで取り入れるといいそうです。
カシスエキス入りサプリメントです。
また酸化を抑える食べ物も効果的です。紹介されていたのは梅干しです
さらに酸化を抑えるビタミンCやポリフェノールなどにもノネナールの発生を抑える効果があります
これらの食材を上手に取り入れ加齢臭対策をしてください。
追記→その後の放送で加齢臭数値の高かったジャンポケの斉藤さんがカシスパウダーを飲むようになって、数値が改善していました。カシスはやっぱり効果があるみたいです。
ジアセチル
働き盛りの30代から40代に多く【ミドル臭】と呼ばれる「ジアセチル」は使い古した油のような臭いです。
汗の中の乳酸を皮膚の常在菌が分解して生成され後頭部や頭頂部に発生します。
自分では気付きにくいのですが、女性には敏感に感じてしまい不快感を持ちやすい臭いです
娘が父親の臭いを嫌がるのもその一つで、近親者を配偶者に選ばないよう皮膚ガスの大切な役割があるようです。
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ジアセチルを減らすには？
ジアセチルを減らすには乳酸の発生を抑えることが重要です。
- ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動を定期的におこなう
- 入浴をして血流を良くする
運動不足の人はベタベタ汗がでて常在菌の働きが活発になるため「ジアセチル」の臭いが強くなってしまいます。
汗腺の機能を高め発汗しやすい身体をつくることで不快な臭いの元「ジアセチル」を減らすことができます。
皮膚の表面にできるものなので基本的には洗すだけでも効果があります
もっとも「ジアセチル」が出てしまう時間帯が 夕方4時～５時 朝 6時～７時といわれ、会社前の朝のシャワーでニオイを取ることができます。
PATM
PATM【People AllergenTo Me】の略で周りの人がアレルギーのような症状を起こしてしまう「皮膚ガス」をいいます
塗料や接着剤など溶剤として使われるトルエンを日常の様々な場面で吸い込んでいて通常は肝臓で無害化することができるが肝臓の機能が落ちていると分解されず皮膚から放出してしまうことが原因の一つと考えられています
まだまだわからないことが多いPATMこれからの解明に期待したいですね。
PATMを減らすには？
医学的にはまだまだ不明な点も多いPATM
腸内環境の改善や抗酸化成分を取ることで改善したケースも報告されています。
異性を惹きつける皮膚ガスとは
桃の香りが主成分といわれる「γーラクトン」が異性を惹きつける「皮膚ガス」です
甘い香りの「皮膚ガス」特に女子高生や20代女性に多く出るといわれます。
35歳くらいからは女性ホルモンの分泌と深く関わりがあり、加齢とともに少なくなってしまいます。
γーラクトンを増やす方法は？
何年か前にバカ売れしたラクトン入りボディーソープが話題になりました。ボディーソープなどでも一時的には増やすことはできます。
\SNSでも話題になったボディーソープ/
\ロールオンで汗をいい香りに、持ち歩きできるので便利/
しかし根本的な解決には腸内環境を良くしてビフィズス菌を増やすことがとっても大切です
- 便秘を治す
- ヨーグルト
- オリゴ糖をとる
などの対策でビフィズス菌を増やして異性を惹きつける皮膚ガス「γ－ラクトン」を増やしましょう。
ラクトンについて詳しく書いています↓↓
まとめ
【カズレーザーと学ぶ】で放送された。モテる体臭嫌われる体臭についてまとめました。
不快を与える皮膚ガスには
- ２－ノネナール
- ジアセチル
- PATM
3種類の皮膚ガスがあり
異性を惹きつける皮膚ガスには
γ－ラクトンがありました。
加齢とともに体臭が強くなってしまいます食生活を正し運動をおこなうことで改善ができることがわかりました
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