2023年8月22日の【カズレーザーと学ぶ】で方法された。「倍速視聴の危険性と身の守り方」についてまとめました
最近では効率よく情報を得るために倍速視聴をしているという人も多いと思います。
20代~50代の人で約半数の人が倍速視聴をする昨今
倍速視聴はたった1分でも体に大きな影響があるということがわかったそうです。どのような影響があるのか?その対処法をまとめました。
今回教えてくれた先生は
名古屋大学教授脳神経学者 澤田誠先生
一時的なストレスの緩和と睡眠の質の向上をサポートする「ネルノダ」>>
ドラマや映画は倍速視聴は向かない?
倍速視聴は情報を得るツールとしてとても便利で、時間が無いときなど使うという人も多いですよね
しかし、情報を得るだけならとても便利ですが、ドラマや映画、お笑いなどの感情を伴う動画には不向きであるといわれていました。
映像や音声なら倍速視聴でも脳で素早く処理できるが、感情に関する情報は1拍遅れて脳に伝わるので、脳は処理速度が遅くなりストーリーが繋がらなくなったり、ドキドキやワクワクなどの感情を感じなくなるというデメリットがあるそうです。
ドラマや映画、お笑いなどを見る時は倍速視聴ではなく通常の速度でみると感情豊かに視聴ができることがわかりました。
倍速視聴でストレスを感じてしまう?
倍速視聴をすると自分ではあまり感じていなくても、体にはとてもストレスがかかってしまいます。
今回はジャンポケの斉藤さんと岩田アナが倍速視聴で脳はどうなるか?の実験をしていました。
2人に猫の癒し動画を見てもらい。通常の速度で視聴する時と、2倍速で視聴するのでは自律神経にどのような変化があるのかを比較しました。
ジャンポケの斉藤さんは通常で視聴した時は副交感神経が60%になりリラックス状態でしたが。2倍速で視聴した場合は交感神経が90%まで高くなり。深いストレス状態であることがわかりました。
岩田アナも通常視聴では副交感神経が70%に対して2倍速では1分ほどで交感神経が90%となりストレスを感じているという結果になっていました。
交感神経が90%という数値は「上司に怒られたり」「人前でスピーチをする」のと同じようなストレス状態であり。
2倍速で視聴すると交感神経が急激に高くなりかなりのストレスがかかっていることがこの実験でもわかりました。
倍速視聴で自律神経が乱れた時の対処法
倍速視聴をしていると気づかないうちに呼吸が速くなり自律神経が乱れる原因になります。
また長時間の倍速視聴で呼吸数が多くなり血管が収縮したり、血流の悪化を招いてしまうことも
倍速視聴が原因で頭痛やめまいを起こしてしまう人もいるようです。
10秒でできる簡単な呼吸法を教えてくれていました。
10秒呼吸で副交感神経を優位にする方法
副交感神経を優位にしてリラックスする方法
3秒間鼻から息を吸って→口から7秒かけて吐く
息を吐くときは副交感神経が優位になるので吸う時間より吐く時間を長くすることがポイント
1~2分間おこなうだけで副交感神経が優位になるので、ストレスは感じた時や緊張した時など気持ちを落ち着かせたい時に行ってみてください。
特にお腹を膨らませてゆっくり吐く腹式呼吸がいいようです。
まとめ
倍速視聴は情報を得るだけならとても効率的ではあるが、呼吸が増え、脳内ではストレスを感じてしまうことがわかりました。
特に寝る前などは交感神経が高ぶってしまうため不眠症や睡眠障害に陥るリスクがあります。
3秒吸って7秒吐く10秒呼吸を約1分おこなうだけで、副交感神経が優位になりリラックスができるので、寝付けない時や、緊張している時などの対処法として取り入れてみたいと思いました。
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