2024年4月23日【カズレーザーと学ぶ】で放送された。最新科学で若い顔を手に入れる!!顔をたるませない方法についてまとめました。
顔の表情筋や脂肪を包み込む膜、SMASが緩むことで顔のたるみやシワの原因になってしまいます。
たるみを防ぐシャンプーの方法。SMASのたるませないケア方法を
新潟大学大学院 医歯学総合研究科 高見 寿子先生が教えてくれています。
隠れたるみの原因「SMAS」とは?
「SMAS」とは表在性筋膜の略で顔の皮膚の下にある表情筋や脂肪を包み込む膜のような組織です。コラーゲンやエラスチンなどの繊維組織で構成されており、顔の皮膚を支える土台のような役割を果たしています。
顏に「シワ」「たるみ」をもたらすものとして近年美容業界で注目されています。
SMASがたるむ原因
顔のたるみは老化が主な原因ですが、それ以外にも生活習慣や食事などの乱れでもおこってしまいます。SMASがたるむ原因を調べてみると
加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少
年齢とともに、SMASを構成するコラーゲンやエラスチンが減少していきます。これにより、SMASが弾力を失い、たるみが引き起こされてしまいます。十分な睡眠や栄養バランスのとれた食事などに気を付けることも重要です
下を向くことが多い。重力による負担
下を向くことが多いと、顔に重力がかかり下に引っ張られてしまいます。これが長年続くことでSMASが伸びてたるみやシワの原因となります
紫外線によるダメージ
紫外線を浴びることでコラーゲンやエラスチンにダメージが加わりSMASが弱くなってしまいます。日焼け止めや日傘、サングラスなどで紫外線対策をおこなうようにしてください
表情筋の衰え
表情筋はSMASと繋がっているので、表情筋が衰えると、SMASも一緒に衰えてしまいます。口角を引き上げる大頬骨筋が弱くなると、口周りがたるみやすいなどがあります
顔の脂肪の増加
顔の脂肪が増えると、SMASに負担がかかり、頬のたるみ、二重顎などの原因になります。
SMASの衰えを少しでも予防するために日々のスキンケアや生活習慣の見直しをしてみてください。
シャワーの浴び方で顔がたるむ
SMASは頭頂部の頭の前と後ろを繋いでいる帽状腱膜にくっついている状態です。
帽状腱膜の繊維は縦に入っていて上下方向に動きやすい筋膜です
下向きでシャンプーをしてしまうと帽状腱膜や顏に下向きの力が入りSMASをゆるませ、たるみの原因になります。
上向きでシャンプーをすると洗う力が後ろにかかりやすくなりSMASを引き上げながら洗うことができます。
シャンプーは上向きでやろう!!
シャンプー以外でも下を向く行為が顔をたるませる原因になってしますので、携帯電話の使用、パソコンなどの姿勢などにも注意が必要です
シャワーで顔がたるまない!正しいシャンプーの方法
シャンプーをする時に下を向いておこなうという人が大多数だと思います。しかし下向きでシャンプーをすることが顔のたるみやほうれい線などを引き起こす原因になっているそうです。
顔がたるまないシャンプーの方法を教えてくれています。
下向きでシャンプーおこなう場合と上向きでシャンプーを行う場合を比べる検証では
上向きでシャンプーをした場合、口角から顎のラインの体積が増えて顔がたるみ、上向きシャンプーでは頬が引きあがり、ほうれい線が改善したという検証結果がでていました。
上向きでシャンプーをするとリフトアップ効果がある!!!
毎日のシャンプー方法を変えるだけで、顔のたるみを防げるだけでなくリフトアップ効果があることがわかりました。
先生オススメSMAS引き上げ方法
日々の生活で携帯やパソコンなど下向きになることが多い現代人はSMASがゆるんでしまいがちです!!
そんな時に簡単にできるSMAS引き上げ方法を高見先生が教えてくれています。
手のひらを頬にあて指先を生え際にあてる、軽く押さえ頬を上に持ち上げる
反対の手で後頭部を抑えて帽状腱膜の繊維方向に引き上げる
5秒間おこない、反対側もおこなう
SMASを引き上げ顔のたるみに効果がある方法です。毎日のケアに取り入れてみてください
まとめ
今回はSMASの衰えで顔がたるんでしまう原因と、たるませないシャンプーの方法と対策法についてまとめました。参考にしてみてください
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