2024年2月6日のカズレーザーと学ぶで紹介された。慢性疲労をツボ刺激で解消する方法についてまとめました。
ツボ押しによって痛みの緩和や幸福感を感じるといわれる脳内麻薬オピオイド、脳内麻薬の分泌が疲労回復に役立つという!
ツボ押しのメカニズムと疲労回復に効果的なツボを紹介してくれています。
ツボ押しで脳内麻薬オピオイドがでる
ツボ刺激によって脳内麻薬オピオイドを出すことができる。
オピオイドが分泌されると、以下の効果が得られます。
鎮痛効果: 痛みの信号を抑制し、痛みを軽減します。
幸福感・快感: 脳内の報酬系を活性化し、幸福感や快感をもたらします。
リラックス効果: 緊張や不安を和らげ、リラックス効果をもたらします。
脳内麻薬オピオイドとは神経伝達物質の一種で痛みの緩和や幸福感をもたらす物質です。ツボを押すことで通常の3倍くらいオピオイドが分泌され、「ホッとする」「気持ち良くて眠くなる」などの感覚になるといわれます。
オピオイドはツボ押し以外でも、運動や(ランナーズハイ)、音楽を聴く、甘いもの食べるなどの幸福感を感じた時も分泌される物質です。
ツボを押さえることで疲労回復できるメカニズムは?
私たちの体には、痛みや温度を感じる「ポリモーダル受容器」と呼ばれる知覚神経が全身の皮膚に存在します。
この受容器は、ツボを押すことで刺激され、知覚神経を通じて脊髄に信号を送ります。信号を受けた脳は、痛みから体を守るために修復信号を発信し、結果として疲労軽減や鎮痛効果をもたらします。
つまりツボの皮膚組織は知覚神経が密集しており脳に刺激を与えやすい部分、ツボを押すことで修復信号を促し疲労回復効果をもたらすのです。
足裏のツボは2か所?
足裏のツボは2か所で、両足の湧泉を指します。
リフレクトソロジーでは「足裏に全身の部位の反射区」というアメリカ発祥の療法がありますが。
WHOが認定している足裏のツボは2か所のみで左右の湧泉です。
足裏の中央の指を折り曲げた時に凹む場所にあります。
オピオイドがでるツボ「合谷」「足三里」
オピオイド分泌を促すツボとして代表的なものに「合谷」「足三里」があります。
「合谷」 親指と人差し指の間にあるツボ
「足三里」 膝の少し下、外側に位置します
ツボを押さえるとズーンとした痛みがあります。その痛みが脳に伝わり疲労や痛みの解消ができる脳内麻薬オピオイドが分泌されます。
ツボ押しの効果
ツボ押しの効果
- 皮膚温度の上昇
- 副交感神経が上昇
ツボを押すことで脳に刺激がいき、自律神経反射で血管が広がり皮膚温度の上昇がおこります。
ツボ押し後には副交感神経が高くなりリラックスの傾向になる
合谷や足三里では腸が活性化し便秘改善効果も期待できるそうです
偏頭痛に効くツボ「天柱」
偏頭痛に効くツボ「天柱」を教えてくれています。
「天柱」→髪の生え際で首の骨2押しくらい外側のヘコみの部分です。
親指で押しながら頭を後ろに倒してあげるとズーンとした痛みをかんじる場所です。
天柱に定期的にハリを打つと頭痛の回数が減ったという結果がでています。
首、肩が凝って頭痛が起きた時に「天柱」を押してみてください。
ツボを押しはやりすぎてもダメ!時間は?
ツボ押しはやればいいというものでもなく、やりすぎは、よりダルさをもたらすこともあります。適切な時間を教えてくれています。
朝昼晩で3~5回約5秒刺激
まとめ
ツボ押しは痛みの緩和や疲労感の軽減に効果をもたらしますが、痛みの根本的な解決にはならないため、痛みが続く場合は診察を受けることが大切です。
心や体が疲れた時のケアの一つとしてツボ押しを試してみてください。
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