水キムチをご存知でしょうか?
水キムチは韓国の家庭料理として一般的に食べられる、唐辛子をあまり使わずに作るキムチです。
塩分や辛味が少なく、さっぱりとした味わいが特徴です。栄養価や美容効果も高く注目の発酵食品です
今回は、ホンマでっかTVで紹介されていた水キムチの作り方を参考にしながら、詳しく解説しています。是非作ってみてください。
水キムチとは?
水キムチは韓国で古くから愛されている酵素食品の一つで、塩分の多い一般的なキムチとは異なり、さっぱりした味わいと美味しい水分が特徴です。主に野菜や果物を水で漬け込み、一時間から数日間発酵させて食べます。
発酵することで一般的なキムチよりも多くの乳酸菌が含まれ、腸内環境を整える効果が期待できます。

普通のキムチは長期保存できるように塩分が多くなっています。塩分が気になる人は水キムチがオススメです
水キムチの栄養は?
水キムチは野菜と発酵液が主成分のため、カロリーが低く、以下のような栄養素を多く含んでいます。
- 乳酸菌 腸内環境を整えるので、さまざまな健康効果
- ビタミンC 抗酸化作用、美肌効果
- カリウム むくみ解消、高血圧予防
- 酵素 消化を助ける
- ポリフェノール 抗酸化作用、免疫力向上
- 食物繊維 腸の働きを整える
特に、ビタミンCやミネラルは発酵液に溶け出すため、スープごと飲むのがポイントです!



水キムチは普通のキムチよりも2倍~20倍の乳酸菌が含まれているよ!!
水キムチの健康効果
腸内環境を整える
便秘解消・下痢の予防・腸の免疫力アップに効果的!水キムチには乳酸菌が多く含まれており、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を改善する効果が期待できます。
免疫力を高める
腸には体全体の70%の免疫細胞が集まっているため、腸内環境が整うことで免疫力が高まり、風邪や感染症の予防につながります。特に冬場や季節の変わり目などにおすすめです!
美肌・アンチエイジング
乳酸菌や食物繊維で腸内環境が整うことで肌荒れの改善
ビタミンCがコラーゲンの生成を促進、美白効果も
抗酸化作用でシミ・シワを予防する
などの美白効果やアンチエイジング効果が期待できます。
高血圧やむくみの予防
野菜に含まれるカリウムが塩分を排出し、血圧を下げたり、むくみを解消したりする働きがあります。
ダイエット効果
水キムチはほぼ野菜と発酵液でできており低カロリーで、腸内環境を整えることにより代謝を上げる効果も期待できます。食事の前に発酵液を飲むことで、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。



水キムチは普通のキムチより辛さが控えめで、辛いのが苦手な人や胃が弱い人でも食べやすいです。
米のとぎ汁で水キムチを作る方法
水キムチは米のとぎ汁を使って作ることができます!
米のとぎ汁を使うことで、ほんのり甘みが増し、乳酸菌の発酵を助ける効果もあります。



水キムチは具材(野菜)も食べられますが、発酵液(漬け汁)を飲むことが主目的とされています!
水キムチの【材料】
(基本のレシピ / 約2L分)
漬け汁(発酵液)
- 米のとぎ汁:800ml(2回目以降のとぎ汁がベスト)
- 塩:大さじ1
- 砂糖:大さじ1(りんごや梨を入れる場合は減らしてもOK)
- ニンニク:1片(薄切り)
- ショウガ:1片(薄切り)
- 唐辛子(あれば):1本(辛さ控えめならなしでもOK)
お好みの野菜を入れる
- 大根:5cm(短冊切りor薄切り)
- 白菜 or 白菜の芯:2~3枚(食べやすくカット)
- きゅうり:1本(斜め薄切りorスティック)
- 人参:1/3本(薄切りor千切り)
- りんご or 梨(お好み):1/4個(薄切り)
【作り方】
- 2回目以降のとぎ汁を用意する。(1回目は不純物が多いため避ける)
- 鍋にとぎ汁を入れ、弱火で5分ほど加熱して殺菌する。(沸騰させない)
- 粗熱を取り、常温に冷ましておく。
大根・白菜・きゅうり・人参などをカットする。
冷ました米のとぎ汁に、塩・砂糖・ニンニク・ショウガ・唐辛子を入れてよく混ぜる。
- 消毒した密閉容器(ガラス容器など)に野菜を入れ、漬け汁を注ぐ。
- しっかり密閉し、常温で1~2日発酵させる。(夏は1日、冬は2日ほど)
- 発酵が進んだら冷蔵庫で保存し、3~7日以内に食べる。
発酵のポイント
常温発酵中はフタを完全に閉めず、少しだけ緩める(発酵ガスが抜けやすくなる)
発酵が進むと酸味が増すので、お好みのタイミングで冷蔵庫へ
夏は1日で発酵が進むので注意!
まとめ
韓国の家庭料理として作られ「水キムチ」の、健康効果と作り方についてまとめました。是非作ってみてください。
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